12月に入りクリスマス、大晦日と慌しい生活が続きます。 新しい年を迎えるにあたり、心新たに何かを始める絶好の機会ですね。何をするにも身体が第一、健康な身体で新年を迎えたいものです。 さて、お正月にまず食べるものといえば「おせち料理」ですね。「おせちを食べて太ってしまった。」とよく聞きますが、実は意外とヘルシーな食べ物なのです。 おせちに込められた縁起を担いですばらしい1年にしましょう。

豆は「丈夫」「健康」を意味する言葉で、黒い色がつややかで濃いほどおめでたいとされています。黒豆は普通の黄大豆に比べて、たんぱく質が多く脂肪が少ないのが特徴です。その他にも皮ごと食べるので食物繊維がお腹の調子を整えてくれます。また疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富ですが、ふっくらと煮る為に用いる重曹を加えると壊れてしまいます。栄養素を十分に取りたい場合は、そのまま煮てみてはいかがでしょうか。
ごまめは別名「田作り」といい、かつて田の肥料に使ったところ米が多く取れたので、豊年万作を願う農民が食べるようになりました。カルシウム・鉄分が多く含まれ、脂肪分はコレステロールを下げる働きのある多価不飽和脂肪酸が主となりますので、老化防止・成人病予防に効果的です。
なますは彩りが良く祝いの膳には欠かせない料理です。大根にはジアスターゼという消化酵素があり、消化吸収を促進するので食べ過ぎによる胃もたれを防ぎます。また大根にはビタミンC・人参にはビタミンAが多く含まれ、風邪予防や乾燥肌に効果的です。にんじんにはアスコルビナーゼというビタミンCを壊す酵素が含まれますが、酢を用いることで、この酵素の働きを抑えることができます。まさに利にかなった料理ですね。
 
1月7日は人日(じんじつ)の節句と呼ばれ、七草粥を食べる習慣があります。七草は「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・ズズシロ」と呼ばれ今ではスーパーなどで「七草セット」というものも売られています。七草粥は6日の晩に食べると1年の邪気が払われると言われており、食べ過ぎで疲れた胃腸にもやさしく、ビタミンも補えますので是非食べてみてください。