「冷え性」は手足が冷えるとなかなか温まらず、ひどくなると腰痛や肩こりなどを引き起こします。原因は血液の流れを調節する自律神経が乱れ、血液循環が悪くなることが主に考えられます。また、男性よりも女性に多く症状が見られるのは、女性ホルモンのバランスが崩れることも影響しているようです。対処法は身体を温める食事を摂り、身体が自ら熱を作りやすくなるように体質改善をすることです。
そこで今回は冷え性に効果のある食事と運動について考えていきましょう。

身体が熱を作り出すにはエネルギー源となる糖質が欠かせません。保温効果のある、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質もしっかり摂るようにしましょう。それらに身体を温める作用がある根菜類(人参・ごぼう・大根・さつまいも)新陳代謝を活発にする食品(しょうが・ねぎ・にんにく・にら・唐辛子)などを加え、一緒に調理をすると食べあわせか良くなります。気をつけたい食品は身体を冷やす夏野菜や果物です。なるべく控えた方が良いのですが、熱を加えて調理すれば問題ありません。

ビタミンの働きに注目! ビタミンの働きに注目! 食べ物が消化吸収され、エネルギーに変わるのには、ビタミンの働きがかかせません。ビタミンの作用を知り、自分に足りない栄養素を補いましょう。
ビタミンB1・・・ 糖質をエネルギー(熱)に変えるのに必要 (豚肉・大豆製品・小麦胚芽・緑黄色野菜)
ビタミンC・・・ 末梢神経の働きを強める (ブロッコリー・小松菜・大根・ジャガイモ・さつまいも)
ビタミンE・・・ 血行を良くする (ごま・ナッツ類・大豆製品・植物油)

かぶのとろとろ煮
(VC+VB1+鉄)
かぶの根と葉をコンソメで煮て、塩で味付けし、カニのフレークを加える。最後に片栗粉でとろみをつける。
ジャガイモのごま煮
(VC+VE)
ジャガイモを煮て砂糖、醤油、みりんで味付けし、煮汁がなくなったら最後にすりごま(白)を混ぜる。
鶏レバーとひじきの煮物
(鉄+VB1+硫化アリル)
鶏レバーは血ぬきをして、粗く切ったニンニクといっしょに油で炒める。
ひじきと人参を加え、ある程度煮えたら砂糖、醤油、酒で味付けをする。
 


運動で冷えない身体をつくろう!

運動をすると身体が熱くなります。それはエネルギー源となる糖質が筋肉内で活発に使われるからです。日頃からダンベル体操などを行い、筋力量を増やしておくことで、よりエネルギーを作りやすい身体になります。また、特に下半身が冷える場合は青竹踏みを10分ぐらい行うと血行がよくなります。