「中性脂肪」と聞くと健康診断で気になる項目ではありませんか?
中性脂肪イコール=肥満というイメージですが、脂肪には体を保温したり衝撃から体を守ったりと重要な役割もあります。しかし多くなりすぎると、どのような問題が生じるのでしょうか。
今回は中性脂肪についてご案内します。


食事で必要以上のカロリーを取ってしまうと、脂肪が血管や内臓に蓄積して動脈硬化・高脂血症・脂肪肝・肥満などのいわゆる生活習慣病を招きやすくなります。


ウォーキングなどの有酸素運動は中性脂肪を分解し、エネルギーとして活発に使う運動です。日常生活の中で継続的に行うと脂肪分解酵素(リパーゼ)の働きが良くなり太りにくい体質に変わっていきます。反対に運動をしないとリパーゼが減ってしまうので、毎日30分もしくは週3回は運動する習慣を身につけましょう。

ゆっくりウォーキング 86分
ウォーキング 60分
急ぎ足 35分
サイクリング(10km/時)  35分
エアロビクス 30分



ごはんは白米より玄米や胚芽米などを利用すると、糖分をエネルギーに変えるビタミンB1が一緒に摂れます。食べすぎは肥満の原因になるので「お茶碗に八分目」を心がけましょう。

イワシやサバなどの青魚には、EPAという中性脂肪を下げる良質の油が含まれます。同時に脂肪がエネルギーになる時に必要なビタミンB2も摂ることができます。

野菜やきのこ類は低カロリーで食物繊維が豊富。摂りすぎた脂肪や糖分を繊維が包み込んで吸収しにくくしてくれます。

味噌汁やスープは水分を取ることで満腹感を得られます。わかめ、とろろ昆布などの海藻類を加えて食物繊維を補いましょう。

中性脂肪の数値を落とすにはカロリーや糖分、脂肪分を控えることが必須です。特に外食の機会が多い人は、油の摂取量が増えるので注意しましょう。お勧めの献立例としては主食、主菜、副菜がそろう和食が挙げられます。和食はヘルシーで栄養バランスも取りやすいので、食事の内容をもう一度見直し、外食でも家庭でも食べる頻度を増やしてみてはいかがでしょうか。