現在、テレビや雑誌の影響でアミノ酸ブームが起こっています。これほど注目を集めている理由は何でしょうか。今回はアミノ酸の効用や上手な利用方法などを取り上げます。
アミノ酸とは?
人間の筋肉や血液、神経、内臓などを構成しているたんぱく質は10万種類と言われ、これらのたんぱく質はわずか20種類のアミノ酸が様々な組合せをつくり形成されています。
20種類のうち10種類は非必須アミノ酸という体内で作ることが出来るアミノ酸ですが、残りの10種類の必須アミノ酸は体内でつくることができません。また、必須アミノ酸のうち、一つでも不足すると、たんぱく質を作り直すことができず、身体の機能が低下してしまいます。このことからもアミノ酸が身体づくりにとって大変重要な栄養素ということがわかります。たんぱく質は毎日、合成と分解を繰り返して作り直されているので、不足しないよう毎日の食事できちんと摂ることを心掛けましょう。

 

通常の食事では、分解、燃焼されにくい脂肪を、リジン・プロリン・アラニン・アルギニンというアミノ酸は燃焼しやすくさせます。しかし、これらのアミノ酸は有酸素運動(エアロビクス、ランニングなど)がないと効果を発揮しません。体脂肪がエネルギーとして効率よく使われる為に、アミノ  酸を摂るタイミングを運動の30分前にすると効果的です。
肌を構成している成分の40%がアルギニンやグルタミン酸などのアミノ酸で、肌の乾燥を防ぎ、潤いを保つように働いています。
また、髪の毛も皮膚の一種なのでアミノ酸が足りなくなると、パサついたり、枝毛になりやすくなります。
人間の身体は基本的に、糖分や脂肪をエネルギーとして利用しています。しかし、運動などで、エネルギーを通常よりも多く必要としている時は、BCAAと言われるアミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシンが利用されます。このBCAAが足りなくなると、疲労がたまり、筋肉痛を生じやすくなります。

現在はBCAAの入ったプロテインドリンクなども販売されているので、運動の強さに応じて補給できると良いでしょう。

摂取タイミングは運動の30分前や寝る前が効果的です。


では、アミノ酸はどのような食品に多く含まれているのでしょうか?たんぱく質を構成しているのがアミノ酸なので、もちろん、たんぱく質の豊富な肉・魚・卵・豆腐などの食品に多く含まれます。また、グルタミン酸と言うアミノ酸は旨味成分の一つで、味噌やしょうゆ、だしなどの味を作っています。しかし、食事だけでは補いきれないものもあるので、シェイプアップや疲労回復など、必要に応じて栄養補助食品(サプリメント)を活用するのも1つの方法です。その場合は、効果によって必要なアミノ酸が含まれているかしっかりと確認をしましょう。