生活習慣病の1つである糖尿病は、血液中の血糖(ブドウ糖)が異常に多くなってしまう病気で、近年急速に増え続けています。この高血糖状態を放置していると網膜症や腎症、神経障害などの合併症を招き、最終的に失明や足に壊疽が起こって切断せざるおえなくなる場合もある恐い病気です。糖尿病の種類は2つあり、免疫の異常や特殊なウイルス感染などが原因でおこる「T型糖尿病」と、過食や運動不足などと関係の深い「2型糖尿病」があります。日本人のほとんどが「U型糖尿病」にかかる率が高いので、今回はこちらの対策をご案内します。

両親のどちらか1人が糖尿病の場合は3人に1人が、両親ともに糖尿病の場合は約8割が発症します。 食べ過ぎは血糖値を上げ、インスリンを多く消耗します。繰り返していくことで、インスリンの作用が低下しやすくなります。
ブドウ糖がエネルギーとして使われないので、肥満を招きます。また、エネルギーを使いにくい体になります。 脂肪細胞からインスリンの作用や働きが悪くなる物質が分泌されます。

糖尿病の予防や改善には食事の管理が有効です。たまに「糖質は食べてはいけない」と勘違いしてしまう人もいますが、特に「食べてはいけない食品」はないので、適正なエネルギー量をバランス良く摂る努力をしましょう。しかしお菓子や砂糖、果物などの糖質は、血糖値を急激に上昇させ、インスリンの使用量も増加させます。血糖値が気になる方は、甘い物ばかりではなく炭水化物の豊富なごはん・パン・麺などから糖質を摂るよう心掛けましょう。

血糖(ブドウ糖)の役割りは主に活動をするためのエネルギー源です。食事をすると血糖値は誰でも高くなりますが、しばらくするともとの正常な数値に戻ります。この時必要なのが膵臓から分泌されるインスリンというホルモンです。インスリンが不足したり、十分に働かないと高血糖状態がおこります。
油っこい食べ物や甘いお菓子などは控えめにして、食物繊維の多い雑穀や野菜、海藻類を食べるようにしましょう。血糖値の上昇をゆるやかにします。
歩行や水泳などの有酸素運動をすると、血液中のブドウ糖が筋肉にたくさん取り込まれることで消費エネルギーが増します。インスリンの働きも良くなりますので、血糖値が上昇する食後に30分ぐらい間をあけてから運動すると更に効果的です。