夏へ向けて気候が蒸し暑くなるこの時期から「食中毒」という言葉をよく聞くようになります。食中毒のおこる原因は幾つかありますが、その中でも特に気を付けたいのは1996年に発生し猛威をふるった「O−157」やその他の「細菌性食中毒菌」と言われるものです。これらは年々発症率が増加しており、ひどい症状になるにもかかわらず、見た目や臭いで見分けるのが非常に難しいのが特徴です。
そこで、今回は食中毒の予防と対策について解説します。

腸管出血性大腸菌
O―157
サルモネラ菌 腸炎ビブリオ

糞便などから感染する可能性があり、少ない菌数で発症します。激しい腹痛と大量の鮮血をともなう下痢になることもあります。熱や消毒液で死滅します。

近年増加傾向にある食中毒菌で、卵や肉などから汚染されるケースが多く確認されています。症状は発熱や腹痛、下痢などですが、熱に弱いので加熱をしっかり行うことで死滅します。 夏場に最も注意をしなければならない食中毒菌で、海産魚介類から多く発生します。激しい腹痛や下痢などが主な症状です。真水に弱く熱で死滅します。

調理をする前に手を洗い、調理器具は清潔な状態で使用します。また、冷蔵庫内では他の食品からの汚染を防ぐ為にも、容器に分けて保存するようにしましょう。
調理した食品は出来るだけ早く食べるようにし、残った場合は早めに冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存します。まずは「おかずの作りすぎ」から見直してみては・・・
大部分の食中毒菌は熱に弱いので、調理の際に食品の中心までしっかり熱を通すようにしましょう。

ふきん・たわし・スポンジ 水で薄めた漂白剤に約30分浸す
まな板(最も細菌が繁殖しやすいので注意) 毎 日(消毒)→肉や魚を扱った後は、洗剤で洗い熱湯消毒する
週1回(除菌)→まな板をふきんで包み、水で薄めた漂白剤に浸け込む


なす とうもろこし 枝豆 オクラ トマト

身体を冷やす作用があるので、夏の暑さには最適です。冷え性の方は身体を温める、ショウガや青しそなどの香りのあるものと一緒に摂るとよいでしょう。 食物繊維がコレステロールを除去し、ビタミンEが血管を若返らせ、カリウムが摂りすぎた塩分を身体の外に排泄してくれます。これらの要素が血管を強化して動脈硬化を予防します。
夏の暑さや大量の汗で、消耗されるビタミンCがみかんに匹敵するほど豊富に含まれています。たんぱく質やカルシウムも期待できます。 特徴であるネバネバ成分は食物繊維とムチンで、腸内の環境を整える作用があります。また肉や魚に添えると消化を助けます。 「トマトが熟すと医者が青くなる」といわれるほど栄養価の高い食品で す。血液をきれいにして、脂肪の分解を助けます。トマトの赤い色はリコピンでさまざまな生活習慣病を予防します。