最近では健康志向が高まり「美白にはビタミンC!」「ビタミンB1で疲労回復!」など、食材の栄養価や効果について、多くの情報を得られるようになりました。しかしこれらの有効成分は気を付けて取ろうとしても「ゆでる」「煮る」などの調理によって失われてしまうことが少なくありません。そこで、今回は調理で損失しやすいビタミンのについて、手際良く料理をする方法をご紹介します。

ビタミンにはB群・Cなどの水溶性ビタミンとA・D・Eなどの脂溶性ビタミンがあります。水溶性ビタミンは水に浸している時間やゆでる時間が長いほど、水に溶け出してしまうという特性があります。また、油に溶ける脂溶性ビタミンは油で、料理をすると吸収が良くなるのです。加える熱の温度や時間によって残存量は変化しますので、強い火力で短時間に料理しましょう。

みじん切りやおろしたりミキサーにかけたりと、素材を細かくするほどビタミンC量は減りやすくなります。しかし、ミキサーでジュースを作っても、ビタミンCが壊れるまでにはある程度時間がかかるので早めに飲めば大丈夫です。また、加熱をしても短時間でスープのように煮て汁ごと食べるようにすれば、煮汁にとけたビタミンもしっかりと摂ることができるでしょう。


ほうれん草(含有量35mg)購入時を100%として
室温で翌日 80%
10℃の冷蔵庫 翌日 90%
5日後 70%
0℃の冷蔵庫 翌日 96%
  5日後 84%
実際、購入時は既に80%に減っています。輸入物なら輸送に時間がかかるため、さらに品質や栄養価は低くなります。

今ではほとんどの野菜や果物が、1年中手に入ります。しかし、季節によってビタミン含有量は異なります。

ほうれん草のビタミンC
夏採り20mg
冬採り60mg

旬の食材を選び、季節を感じられるような食卓を作ることで、栄養満点の食事を摂る事が出来るでしょう。