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LANCASTER・Italyのプロモーション担当、シルヴィアがファッショナブルなイタリア情報をレポート!


イタリア・ミラノに駐在して8年。日本人の目から見た「ちょっと変わった?」イタリアをリアルに紹介します。
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現地、ミラネーゼがパイソン革腕時計のコーディネートを指南!お洒落の醍醐味がここにある。

 
イタリアのクリスマス、お正月

イタリアはキリスト教のお国柄である。
そんなイタリアーニにとってクリスマスは特別なものである。
本場の盛り上がり方は日本とは比較にならない・・・

と、思っている人もいるかと思いますが
見た目よりも地味なのがここイタリア。
クリスマスイヴ。
渋谷の109前の広場は人でごった返しているはず。
ミラノの中心、ドゥオーモ広場はどうでしょう?

いないんです。誰も・・・
寂しそうにクリスマスツリーが立っている隣で
もっと寂しそうに焼き栗を買って食べた
2000年のクリスマスイヴを思い出す・・・。
もちろん人っ子ひとりいないわけではないんです。
約束の場所に向かう人。
レストランへ行く前の待ち合わせをしている人。
家族が待つ家に帰る途中の人。
つまり、ここに来る目的でドゥオーモ広場にいる人は皆無なのです。

さて、そんなクリスマスの夜に行われる儀式、プレゼント交換とお正月のちょっと面白い関係をご紹介します。

女性用下着の売場で下着を吟味している、ごっつい男性イタリア人達。
異様な光景ではあるが、彼らは恥ずかしいなどという感覚は無いらしい。
私も紛れて見た。
外から見ると私だけ犯罪者に映るだろう。
この違いは何か?

それは「見た目」ではなく、「目的意識」にあるのだろう。
彼らは下着選びにきちんとした目的を持っている。
とにかく赤い下着を片っ端から手に取る。触る。想像する。
ちょっとだけニヤついてレジに向かう。
この流れはクリスマスイヴまで続くと思われる。
そしてクリスマスイヴ。
男性から女性にその赤い下着はプレゼントされる。

愛する彼女に、そして愛するマンマへ………。 ?????

100歩譲って彼女の下着は許そう。
だがマンマの下着のサイズを熟知しているイタリア人男性はある意味すごい。
しかし彼らはそんな事は屁とも感じない。
なぜなら
クリスマスにもらった赤い下着を着けて新年を迎えると幸せになる、からだそうだ。
全ては相手を想う心から男性を下着屋さんに走らせるのだ。

他にもある。

日本なら年越し蕎麦。
ここイタリアでは年を越す10分前くらいに、
ザンポーネという豚足みたいなものに豆を添えた伝統料理を食べると幸せになる、と言われる。

年が明けてすぐに新年の抱負を発表する。
宣言することで実現に近づくからだそうだ。

そんな私もミラノでの8回目の年越しを迎える。
豚足を食べながら新年の抱負を語る年越しには馴染んだが、
赤い下着には今後も縁は無いと思う………。
       
記念すべき08新年号